ベンチャー企業で働くのもあり

ベンチャー企業に勤めるエンジニアは、エンジニアとして働きながら、会社が成長していく過程が分かるため、やりがいを感じながら働きたい人にとっては大きな魅力があります。また新しい風を吹き込むベンチャーだからこそ、在宅勤務やフレックスタイムなど柔軟な働き方を実現できる企業も少なくありません。もともと都心は求人が多いですが、特に渋谷にはベンチャー企業が多く集まっているため、こうした魅力的な求人ともたくさん出会えるでしょう。

そうした中、ベンチャー企業でエンジニアとして働くにあたっては、少人数で様々な作業をこなさなければならないケースが多くなるため、働きながら業務に必要な専門スキルを身につけることがとても大事です。また、人手不足の現場においては、職種ごとに細かく役割や仕事内容が分かれていないこともあり、プログラミングを中心に幅広い知識や技術を持った人材が重宝される傾向があります。

起業から間もないベンチャー企業は、全社員の人数が十人未満というところも多くあり、エンジニアが本来の業務の合間に営業を担当することも珍しくありません。そのため、ベンチャー企業内で頼りになる人材として評価してもらうには、対人コミュニケーションのスキルを磨いたり、終業後や休日に営業に関するセミナーや勉強会に出席をしたりする方法もあります。

なお、経営陣の一人として一からベンチャー企業を立ち上げるためには、法人の登記や納税の手続きといった基本的なポイントを押さえておく必要があります。その他、ベンチャー企業に勤めたことが無い人は、長く同じ企業でエンジニアとして働いている人に仕事の取り組み方についてアドバイスをもらうことも大切です。